カラダのこと

口蓋扁桃摘出術体験談④ 術後2・3日目

こんにちは。醤油です。

今回は、「口蓋扁桃摘出術」という喉の手術を受けましたので、体験談として記録します。
これまで全身麻酔で手術を受けたことのない人は、特に怖いですよね。
今回口蓋扁桃摘出術を受ける前も後も、同じ経験をした方の体験談ブログをたくさん見て役に立ったので、私もこれから受ける人のために自分の体験を発信しようと思いました。
同じ手術を受ける人の一助になればと思います。

ー術後2日目

熱は下がったものの、だるくて眠れなかった。
朝起きると熱は37.4まで下がっていた。汗の力はすごい。
朝食も6割程度食べれていたため、結局点滴を再度することはなかった。

喉が痛いのには変わりないが、前日までの痛さとは異なり、ピリピリする痛みもある。
感覚としては、縫った箇所が傷んでいる感じ。

お風呂にずっと入っていなかったので、髪を洗ってもらった。
美容室のような洗面台と椅子のセットが病棟に1つあるようだ。
髪がベトベトしていたからかシャンプーは2回してくれた。スッキリ。ありがたや。

喉の様子を見ようと洗面台の前で口を開けてみるも、予想以上に口が開かず、扁桃炎のあった場所まで見えない。
かなり頑張って舌を下にやると、白っぽい瘡蓋ができていた。
主治医によると、治りは順調らしい。

痰が絡まることが何度かあり、出そうとすると、ティッシュに血が滲んだものがついて焦ったが、かなり少量であったため、気にしないこととした。

食事は相変わらず3分粥を食べていた。3分粥となると重湯のなかに少しの粥が沈んでいるものである。
毎回食べるたびに思っていたが、重湯は全部飲まないと完食にはならないのか?
食べれた量は自己申告だったので、いつも迷う。

あと、これも相変わらずだが、やはり1時間半もかけて毎回食事をとると疲れる。
おかずなどスプーンを使って細かく刻まないと食べれないこと、十分咀嚼して食べないと飲み込めないことが、時間がかかる原因である。
朝食を食べ終わると、もう昼食か。昼食を食べ終わると、もう夕食か。の繰り返しに少しうんざりしてきた。

この日の夜は、何度か起きはしたものの術後初めて寝れた。やっとのこと。

ー術後3日目

昨晩寝れたおかげで、体調はだいぶましになった。睡眠の力はすごい。
朝の熱は36.9。
昼は37.1で微熱はある状態。微熱がなくなる日が来るのかと少し不安。

喉はというと、むずがゆく、咳が度々出る。
主治医に聞いたところ、咳をするくらいは大丈夫とのこと。
でもできるだけ喉にダメージを与えたくなかったため、我慢することが多くつらかった。痛いしね。

看護師さんに、「痛くて食べれない人が多いのに、結構食べてて偉いね」と言われたことがきっかけで、食べないと治らないと思い、それまで結構我慢して食べてたことを改めて感じる。
正直、美味しくない。昨日友人からもらったプリンを食べて、めちゃくちゃ美味しかったのもあり、病院食への微々たる反抗期が始まった。
ごめんなさい栄養士さん。

これから先、3分粥、おかずの中で美味しいものだけ(大体3つあるうちの1つまたは0)、ゼリーしか食べなかったので、主食100パーセント、おかず10〜30パーセントとなることがほとんどであった。

食事をとっている間、5回に1回は気管に入りそうになってむせる。これもあり、食欲はそんなになかった。食事のストレスが溜まる日々。
退院までまだまだあり、先が長い。

この日は診察もあり、外来の診察室まで歩いて向かう。
耳鼻咽喉科関係で入院している人が待合に集まっていた。
名前を呼ばれると、主治医もいたが部長の医師による診察があった。
「まだ腫れているね。平均的な治りかな。」と言われ、さらに「退院は3日後か4日後かな」とのこと。
4日後退院予定だったので、1日でも早く退院できるのは嬉しかった。

部屋に戻って夕食を食べていると、主治医が来て、退院は2日後か3日後のどっちにするか聞いてきた。
出血の心配もあり、2日後はさすがに早いと思い、3日後退院予定で準備してもらうことにした。

この夜も1度起きたが2度寝できた。睡眠は最高。

では、このへんで。

 

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